ペット衛生管理の豆知識:犬猫の年齢

ペットの人間換算年齢を知っておきましょう

「この子は人間で言うと何歳ぐらいになるんだろう?」 ペットの人間への換算年齢、是非知っておいてください。犬や猫の年齢を人間に換算すると下表のようになります。もちろん目安ですので、犬種や個体差、飼われている生活環境によっても違いはでてきます。

犬の寿命は15年弱。大型犬の方が小型犬よりも寿命が短い傾向にあるようです。これは、大型犬の方が小型犬より成長スピードが速く、大きな体を維持するために体への負担が大きくなっているためと考えられます。
一般的に、小型犬・中型犬は1歳で人間に換算すると17歳位になり、その後1年ごとに人間の4年分成長するといわれています。大型犬では2歳で20歳位、その後は1年を人間の7年として計算します。
何歳からシニア犬(老犬)、というはっきりとした定義はありませんが、小型犬・中型犬で8歳位、大型犬では7歳位からです。老化は見た目や行動にも出てきますが、犬の人間への換算年齢を意識することで、老化のサインに早めに気づいてあげられ、年齢に合ったケアをしてあげることができます。

猫の寿命はだいたい15年。最近では20年以上生きる猫も少なくないようです。このうち、家の外に出る猫より外に出ない猫の方が、交通事故や感染症のリスクが少ないため、長生きする猫が多いようです。
猫の人間への換算年齢も、小型犬とほぼ同じです。猫も1歳で人間に換算すると17歳位になり、そこからは1年間で約4歳ずつ歳をとっていきます。猫も7歳位から徐々に老化が始まります。11歳は人間でいう60歳位。白髪が増えたり、動きがゆっくりになったりしてきます。

犬や猫たちは、1歳から1歳半を過ぎたらもう立派な大人です。そうして飼い主の年齢をあっという間に追い越していきます。
いつまでも永く一緒にいたいなら、バランスの摂れた食事や体重管理で太り過ぎに注意し、適切なワクチン接種を行ったり、体を触ってあげたりなど、日々の健康管理をしっかりしてあげましょう。 そして、人間への換算年齢を意識することで、成長や老化など、年齢に合ったケアをしてあげましょう。

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